トピックス


No.324 2014.03.12発行


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 先号で2月8日の大雪の話をしましたが、1週間後の14日はもっと凄い大雪になりました。相模原市は56センチの積雪と発表されましたが、我が家の庭の雪はもっと積もっていました。2週続けての雪かきで疲れました。
 冬季五輪が閉会し、日本の獲得したメダルは合計8個。
金メダルはフィギュアスケートの羽生結弦さん、銀メダルは、葛西紀明さん、渡部暁斗さん、平野歩夢さん、竹内智香さん、銅メダルは、ジャンプ男子団体の清水礼留飛さん・竹内拓さん・伊東大貴さん・葛西紀明さんの4人に、フリースタイルスキー女子ハーフパイプの小野塚彩那さん。ご苦労様でした。金メダルが期待されたフィギュアスケート女子フリーの浅田真央さんが「目指していた最高の演技」で6位に入賞、前日のショートプログラムのミスをしても諦めない姿には感動しました。森元首相の心無い発言は残念でしたが。
 五輪では4位とメダルは取れなかった高梨沙羅さんは、スキージャンプ女子のワールドカップで2季連続の個人総合優勝で五輪の雪辱を果たしました。お見事!
 続いて開催されたソチパラリンピックでは、金はアルペン男子滑降〔座位〕とアルペン男子スーパー大回転(座位)の狩野亮さん、銀がアルペン男子スーパー大回転(座位)の森井大輝さん、銅がバイアスロン男子7.5キロ(座位)の久保恒造さんとアルペン男子滑降(座位)の鈴木猛史さんで、現時点で5個と活躍しています。頑張れ!
 ぞうさん、ぞうさん、おはながながいのね、そうよ、かあさんも、ながいのよでお馴染の「まど・みちおさん」が104歳でお亡くなりになりました。生涯現役を貫き、老若男女に愛された詩人の死に。合掌!
 事務所だより第324号をお届け致します。


協会けんぽの介護保険料率が上がります
 協会けんぽの介護保険料率が3月分(4月納付分)より1.55%から1.72%に引き上げられます。
 引き上げの理由として、介護給付費が年々増加していることに伴い、協会けんぽの介護納付金が増加し、これを放置しておくと多額の赤字が見込まれるとのことです。介護保険料率は全国一律です。保険料は労使折半となりますので(夫々0.86%)、4月1日以降支払われる給与から控除し、4月30日納付となります。協会けんぽの健康保険料率については据置きです。保険料率は都道府県により別に定められています。東京都の場合は、9.97%。
 なお、健康保険組合に加入している事業所様は、各組合の健康保険料率・介護保険料率の変更の有無を確認して下さい。出版健康保険組合の健康保険料率は80/1000から84/1000に(従業員の負担分は39.5/1000)、介護保険料率は11.5/1000から12.5/1000に(従業員負担分は6.25/1000)変更になります。


企業の活性化に、高年齢者の活用を!
 平成25年4月1日に施行された「高年齢者雇用安定法」では、原則として労働者本人が再雇用の希望を出せば企業には再雇用が義務付けられました。拒否できるのは、(1)心身の故障のため業務の遂行に堪え得ない者、(2)勤務状況が著しく不良で従業員として職責が果たし得ない等、就業規則に定める解雇事由又は退職事由(年齢に係わるものを除く)に該当する者とされています。

高年齢者の活用を上手にした企業の例
  1. 再雇用後の賃金を定年時の50%にし、歩合給は現役時代と同率にしたところ、減額した賃金を取り戻そうとして営業活動をし、1年後の年収は全員現役時代を上回ったという。それをみていた若手の現役社員も発奮し、相乗効果で2年後の売り上げが倍増した例。
  2. 再雇用者の勤務形態はフルタイム勤務が多いが、短時間勤務制度に工夫した例として、正社員の勤務時間は午前8時〜午後4時40分を再雇用者は午前10時〜午後4時40にしたところ、時間管理もしやすく、再雇用者も気兼ねなく勤められモチベーションも上がり、現役・若手共,旨く行ったという。
 その他いろいろと成功事例はあります。是非高年齢者を上手に活用しませんか。なお、昨年改正された労働契約法で、有期雇用者が5年超えた場合は、無期限の雇用に転換することになりましたが、高年齢者の再雇用者には適用が除外されることになりました。改正は平成27年4月1日からの予定です。
後記
 東日本大震災から3年。平成26年3月10日現在の死者17,884人,行方不明者2,633人、避難者数267,,419人。復興はまだまだ程遠い。2020年の東京五輪開催が復興の遅れの原因ではないかと思うが???天皇陛下も「国民皆が心を一つに」と言っています。
 アンネの日記や関連書籍が破られているが犯人は誰かがまだ分かりません。何の目的?誰が?なぜ?
 クアラルンプール発北京行きのマレーシア航空370便に何が起きたのか?5日経過したのに何も分かりません。現代のミステリー。一日も早い解決を。
 先月大々的に報道されたSTAP細胞。その論文の共著者の1人,若山照彦山梨大教授が「疑問点が多い」として論文の撤回を提案しました。共著の米大教授は撤回の理由は無いと主張している。何がどうなっているのか。早い解決を。


第一生命保険のサラリーマンの川柳から。
 倍返し!言えずに今日も おもてなし
 再雇用 鍛えた部下に 鍛えられ

全国大学生協連(東京)の「学生生活実態調査」によると、大学生の40.5%が読書時間「ゼロ」。学生の本離れ、これ程?

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