トピックス


No.338 2015.05.12発行


photo
 長かったGWも終わり、新緑の美しい季節になりましたが、皆様は如何お過ごしですか?
 私の連休は、前半は団体旅行で家内と一緒に北陸新幹線で金沢に行ってきました。片道2時間半の快適な旅でした。後半は畑の作業で、ナス、キュウリ、トマト、インゲン等の植え付けをしました。少々疲れましたが。
 その連休中に箱根で大変なことが起こりました。噴火警戒レベル1(平常)から2(火口周辺規制)へ引き上げられた6日以降ホテルのキャンセルが続いているという。火山性地震が続き、小規模噴火の恐れがあると警戒を呼び掛けています。大きな災害にならなければ良いのですが。昨年9月の御嶽山の噴火(57人の死亡)、11月の阿蘇山中岳噴火、今年4月の蔵王山の火口周辺警報吾妻山の火山性微動等火山活動が活発になっていますね。海外ではチリ南部のカルブコ火山の噴火ネパール中部で発生した大地震で、9日現在で死者8000人を超え倒壊家屋も50万棟以上という。自然の猛威にはなすすべもありませんが、これ以上の災害になりませんように。
 新しい犯罪では、首相官邸の屋上で小型無人飛行機(ドローン)が見つかった事件で、40歳の無職の男性が逮捕されました。小型プラスチック容器から「セシウム134と137」が検出されましたが、人体には影響がない程度というが、不気味な嫌な事件ですね。再発防止の徹底を。
 嬉しいニュースでは、英王室のウィリアム王子とキャサリン妃の間に王女が生まれ、その名前を「シャーロット・エリザベス・ダイアナ」と名付けたという。今後は「シャーロット王女」と呼ばれるという。
 一方、日本でも「シャーロット」論争が?大分市の高崎山自然動物園が生まれたサルの赤ちゃんに「シャーロット」と名前を付けたことで「王室に対して失礼」との批判が殺到。苦情970件、理解600件ありましたが、変更なしで「シャーロット」で決着。王室もノーコメント。


ストレスチェックが義務化に!
 労働安全衛生法の改正により、50人以上の規模の事業場に平成27年12月1日より、1年に1回の「ストレスチェック」の実施が義務付けられました。従業員数の判断は、法人単位でなく、事業場単位で50人以上かどうかの判断をします。ただし、法人全体で50人を超えていれば、健康障害を未然に防止することが目的ですから、全従業員が受検することが望ましいでしょう。
 原則として、年1回の「定期健康診断」の実施に併せて行うと、健康診断の結果を参考にしてストレスチェック評価への対応が可能となります。具体的な実施方法については、安全衛生委員会(または衛生委員会・労働時間等設定改善委員会)で検討することになります。
 50人以上の規模の会社には原則として産業医がいますが、ストレスチェックを実施するのは、医師、保健師等になります。多くは外部機関に委託することになりますが、委託機関の選定が非常に大事になります。
 委託機関の選定にお困りの場合は、遠慮なく当事務所にお問い合わせ下さい。


「住民票住所申出書」が届いたら?
 平成28年1月からマイナンバーが導入されますが、日本年金機構(年金事務所)では、管理する基礎年金番号に「住民票コード」が収録されていない「厚生年金被保険者」「国民年金第3号被保険者」に対して、「住民票住所申出書」(本人から住民票住所を知らせていただく文書)を個人の自宅宛に送ることになりました。
 マイナンバーは、住民票コードに基づき付番されます。基礎年金番号とマイナンバーの紐付けは、収録された住民票コードを基に行います。これにより、年金に関する各種届出の省略等が将来可能となり、手続きが簡素化される予定です。従業員の方からこの「申出書」について問い合わせがありましたら、同封されている返信用封筒で、必ず提出するようご案内下さい。


日本国憲法を読んでいますか?
 衆院憲法審査会で現行憲法が「押しつけ憲法」か否かの論争が始まりましたが、皆さん日本国憲法は何条あるか知っていますか?私は久し振りに憲法を読んでみました。色々な考えが有ると思いますが「まず読んでから考えませんか?」。憲法改正の手続きは第96条に規定されています。なかなか大変なことですよ。
後記
 日本の2015年の観光力は世界で9位だが、「おもてなし」では世界一という。連休で和倉温泉「加賀屋旅館」で「おもてなしの心」学びましたが、加賀屋で初めて教わったこととして、(1)真似る(真似ることは恥ずかしいことではない)、(2)慣れる(言葉のまま慣れる)(3)己る(おのれる=自分のものにする)と客室マネージャーの楠峰子様が講和してくれました。
 同居人以外の人との交流が週1回未満の高齢者は、要介護や認知症のリスクが高くなり、月1回未満だと死亡リスクも高くなるという。いろんな人達と付き合うことが健康にとって大切と知って欲しいと、日本福祉大准教授の斉藤雅茂さんが話していました。
 総務省の調査によると、15歳未満の子どもの数は、4月1日現在で、1617万人で前年比16万人減、過去最低という。全人口に占める割合は12.7%で65歳以上(26.4%)の人口の半分以下に。子供人口のトップは沖縄県の17.5%、最低は秋田県の10.8%であった。

2014年10月1日現在の総人口は、1億2708万3千人。 2013年の平均寿命は、女性が86.61歳、男性が80.21歳

上へ戻る

Copyright